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No.8 気になるFM 第8回

気になったニュース4件、「これやってみた」では量子コンピューターIBM QuantumやQiskitで量子計算をしてみた事について話しました。

Show notes

【1】東芝は原理的に破られることがないとされる次世代暗号技術「量子暗号通信」を使い、世界最長となる600km以上の通信に成功したと発表。既存システムの通信距離の3倍から6倍に相当。2026年までに実用化を目指す。に、1万円から共同保有できる「アートシェア」でマーケットに変革を
by IT media 2021年6月14日

東芝は6月9日、原理的に破られることがないとされる次世代暗号技術「量子暗号通信」を使い、世界最長となる600km以上の通信に成功したと発表した。同社は2026年までに実用化を目指す。同技術の量子暗号通信への応用は世界初。東芝は、量子暗号技術の市場規模が2035年に約200億ドル(日本円で約2.1兆円)に達すると見込んでいる。

【2】TikTok運営のバイトダンス、海外製品による1日の広告収入が900万ドルに
by 36kr.jp 2021年6月11日

中国大手ネット企業「バイトダンス(字節跳動)」の海外事業による一日あたりの広告収入が、2020年11月から21年5月初頭までの期間で、400万ドル(約4億3000万円)弱から900万ドル(約9億8000万円)まで伸びたという。そのうち、多くをショート動画アプリTikTok(ティックトック)が占める。中小の事業者、特に中小規模のインターネット企業が重要な広告収入源であるという。

【3】Z世代に支持される音声SNS「パラレル」運営が12億円を調達–海外展開にも本腰
by CNET Japan 2021年6月11日

世代の若年層を中心に利用される音声通話SNSアプリ「パラレル」を運営するパラレルは6月11日、総額12億円の資金を調達したことを発表。あわせて、同日付けで会社名を 「React」から「パラレル」へ変更し、コーポレートロゴやパラレルのサービスデザインも刷新した。
パラレルは、仲の良い友だちや家族と学校帰りや仕事帰りにオンライン上に“たまり場”を作り、長時間会話をしたり、YouTubeなどのエンタメコンテンツを一緒に楽しんだり、トランプやオセロ、ダーツなどのゲームを遊んだりできる音声通話アプリ

【4】「RAVPower」や「TaoTronics」がアマゾンで販売停止に–日本法人が状況を説明
by CNET Japan 2021年6月18日

SUNVALLEYグループの日本法人であるSUNVALLEY JAPANは6月18日、同グループが取り扱うパワーアクセサリブランド「RAVPower」、オーディオブランド「TaoTronics」、スマートデバイスブランド「VAVA」の製品が、6月16日よりAmazonで販売停止になったと発表した。
SUNVALLEYグループは、「RAVPower」「Taotronics」「VAVA」などのブランドを持つ中国深センのテクノロジー企業


「これやってみた」

量子コンピューターのシュミレーターIBM Quantumを使ってみたり、ローカル環境にQiskitをいれて、量子プログラミングを試してみました。

グローバーという名前のアルゴリズムは、整列化されていないデータベースから特定のデータを探索するための量子アルゴリズムなんですが、これに興味があったので、これの例題を何個かやってみました。
理論上、今までの古典的アルゴリズムの全探索部分を高速化できるというのはわかりました。
ですが、実際に応用しようと思うと、まだまだ私には力量不足で勉強が必要です。

このグローバーのアルゴリズムを使って、コンビニの配置問題を解くIBM Quantum Challenge 2019 コンテスト問題というのがあったので、興味ある方はやってみてください。解答例もアップロードされています。

2020年の同じIBMのコンテストでは、インド人が参加者で多数を占める中、優勝者は東大の4年生の方だったそうです。ちなみに10位以内に入っていた日本人は優勝者1名のみ。

IBM Quantum Challenge 2019 コンテスト問題と解答例

では、次回の放送もよろしくお願いします!